2015年3月20日金曜日

初豆乳ヨーグルトは、愛の味

昨日の晩、まだ未熟かと思う玄米乳酸菌で仕込んで出来上がった、パンチの無い豆乳ヨーグルトの続報。

眠れず不機嫌で、自暴自棄な気分で早朝にヨーグルトをかき込んだ。もやもやとしたなんともつかみどころのない味。ふてくされて眠ろうとしたら、なんだか、のどの奥をくすぐられるような感覚のあと、食道や胃がさわさわとときめき出している。朝3:59だった。私は「眠れないのが何だ、いいも悪いもない、自分のためにできることを今すぐしよう」と決心し、4:00起床。オイルプリング、コーヒーエネマの準備をして、発砲スチロールコンポストを混ぜ、エネマ、瞑想を続けてした。できないと思っていたことは、しないと決めていただけのことなのだ。すべてが望み通りだったわけだ。そして私はそれに全部気づいていた。

知人に借りたままになっていた本を読むことに決めた。『喜びから人生を生きる!臨死体験が教えてくれたこと』という本だ。手渡されたのは別れ際だったため、いったいどんな本か、なぜ貸してくれるのかを聞くこともなく借りてきて、ひと月以上経っていた。臨死体験の本を読む必要があるのか、と何となくおっくうだった。本を返すときに会おうと話していたから、読まなければそのコマは進むことはなかった。連絡がない、と思っていたが、実際に時を止めていたのは自分だった。

アニータ・ムアジャーニという、香港で育ったインド系の女性が、ガンになり4年の闘病の末、臨死体験をし、よみがえり、愛を広めている。この本を読むタイミングは見事だった。私がヘナ染めをしたり今朝ヨーグルトを食べて感じるまでのこととそっくりリンクしている。つまりすべては愛の存在ということが。

本を読む時間を犬のためにも使おうと思って、ケージから出ていっしょにいられるようにした。愛のちからを再確認しようとヨーグルトを口に入れると、3秒後くらいにシュワシュワっと元気よく乳酸菌があいさつしてくれる、とてもとても感動的なヨーグルトにさらに成長していた。犬にわけてやると、夢中でなめて、興奮していた。

午後に出会った家族も、今日はすばらしく生き生きとしており、かける言葉が愛そのものだった。父はほうれん草の豊作を喜び、母はごぼう茶を仲間に広めた話をしていた。スーパーで見つけた掘り出し物のおいしいチョコレートを食べた。誰もが愛の存在であった。

ただ存在するということ。

また豆乳ヨーグルトを仕込んだ。わたしたちはひとつ。

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