2015年7月17日金曜日

犬の脂肪腫が小さくなってきたこと

うれしいニュース!

うちの犬の脂肪腫が小さくなってきた。お腹や脇腹などいくつかあるうちの、とくに首にできたこぶが、発見から1ヶ月と少し経ったころには、ほとんどわからないくらいになった。自分でできるホリスティックな食事療法を試した結果だと思う。

見つけたのは4月3日。マッサージが大好きな犬で、いつものようになでくりまわしていたら、首輪を付けるすぐ上のあたりに大きなしこりがあったのだ。毎日触っていたのに、首を縦に撫でていなかったのか、どうして気づかなかったのかというほどびっくりしてしまった。

しこりには良性悪性あるが、うちの犬のは症状から悪性ではなさそうだ。(悪性だとその部分の毛が抜けたり、痛がっていたり、赤くなっていたりするそうだ。)日本語のページでは「注射器で脂肪細胞を採って検査し、良性の場合でも気になるなら大きくなる前に手術して切除する」といった風。あまり納得できる情報がなく感じたので、調査続行。英語ではFatty tumors(Lipomas)というらしい。レトリバーなどなりやすいそうで、原因として個人的に思い当たるのは犬用ビスケットの食べ過ぎ(精製された小麦粉。しかもカチカチを丸呑み状態)と、ドライドッグフードの酸化した油かと。古い油をいかに燃やさせ、排出させるか。あれこれ探して試したのは以下の方法。とくに参考にしたのはこのブログ
ターメリックの与える量は、この記事で確認してもらうといいけれど、うちの犬だと36kgほどある(80 lbs = 36 kgs)ので1日に小さじ1〜2杯ほど摂取してよい。測ってみると意外と量がある。ターメリックをココナッツオイルに混ぜて冷やし固めたものを(冷蔵庫に入れれば即固まるだけ)、「チョコだよー」といっておやつの代わりにあげた(犬はチョコは食べられないといわれていますね。これは特別です。)

ドライドッグフードを止めたかったが、家族に相談したがまともに請け合ってくれず(よいものを取り寄せている。健康に悪い訳がない。俺の犬だ。など)、うまくいかなかった。できることをしようと思い、ごはんに混ぜる野菜ジュースのかすをココナッツオイルとターメリックで炒め煮にして、フードをその水分ですこしふやかしてあげた。玄米乳酸菌を少し振りかけてもやった。何より、ターメリックを嫌がらないのが驚きだった。むしろ喜んで食べる。

エイジアックティーESSIACはカナダの先住民が飲んでいた薬草茶ゴボウヒメスイバアカニレの樹皮ダイオウがんなどさまざまな病気に有効といわれている日本ではフローエッセンスが有名で私も以前飲んでいて大好きだったが今回は価格も手頃なFrontier Natural Products, Organic Guardian Spirit Teaを使用犬には毒といっている人もいるので自己責任で私は自分が飲んで効果があったと信用しており犬が嫌がればやらないと決めて試したフローエッセンスとは違い細かなパウダー状でそこにコロコロと乾燥ゴボウが混ざっている様子に最初は驚いたが1カップの沸騰したお湯にティースプーン1杯のハーブを入れてふたをして3〜5分置く」という手軽さがウリのようなのでこの形状も納得私はフローエッセンスのとろりとした感じが好きだったので昆布を追加して煮出して使った

犬にはプラシーボ効果は期待できないと思う。本人は純粋にココナッツオイルのターメリックチョコの口溶けを楽しみ、いつもと違うドッグフードを味わい、豆乳ヨーグルトがなめられてラッキー♩そんな日々だったのではないか。過ごす時間も増やして、本人が好きらしい野菜も増やして、快便がよりふわふわと快便になったので特別なことをしなくなっていたら、1ヶ月と少しで首の固まりはほぼなくなっていた。

いまは老いもあるかもしれないが、すこし痩せて引き締まったからだをしており、とても体調が良さそうだ。あばら付近のぽこぽこはまだあるが、その大きさは小さいスーパーボールくらい。エイジアックティーはなんとなくお休み(豆乳ヨーグルトを作るのをお休みしているので)。ときどきターメリックやココナッツオイルを与えている。夏は野菜がおいしいシーズン。毎日ぽりぽりとキュウリやらを食べて元気にしている。犬のからだにぽこぽこができてびっくりしている方には、ぜひターメリックをおすすめしたい。ターメリックはあなたの健康にもよいのですから!

これくらいいっぱいあっても結構使える。

お気楽なヘナ染め

たまには気分を変えてとセンター分けの髪型にしてお出かけしたら、真ん中からぴょん!と5cmほどの長さの元気な白髪…。中学生のころ、身体検査で坐高を測る係だった英語の先生が私の頭を見て、「あ!妖怪アンテナみーっけ!!」と意気揚々と叫んだあの日の苦い思い出がよみがえりつつ、久しぶりにヘナ染めしちゃおと思う梅雨の午後。白髪って本当に元気だな、肝臓などが弱って白くなったと思えない底力を感じるのは私だけだろうか。でもやっぱり悲しかったり忙しかったりすると出てくるんだよな。ふしぎな子だ。

今回のヘナも前回と同じLight Mountain NaturalのBright Red。つまりは前回の残り。私の髪の長さには半量では少ないが、黒々してる髪なので白髪部分が染まって、他の部分はトリートメント効果があればなお嬉しいくらいのスタンスで。

有名なヘナ染めのサイトによると、長時間置いたり、紅茶や油など足しても効果がなかったりといろいろ実験結果が紹介されており、さらに気楽にやってみるかという気分にさせられた。

よってかなりゆるめの準備。
  • 飲まない紅茶があるので効果はともかく煮出した紅茶で。
  • お湯は60℃くらいに冷まして。
  • 水分量はマヨネーズくらいのトロトロさになるほど。
  • もし効果がなくても香りが気に入ったのでラベンダークラリセージを数滴ずつ。
    • ヘナを頭に塗る前の置き時間は前回3時間。今回1時間。
    • 生え際はしっかりクレンジングミルクかひまし油でカバー。
    • ラップと輪ゴムで耳カバーも忘れずに。
    • 黒い服を着て。
    • ヘナを頭に塗ってからの置き時間は短めで2時間くらいにした。
    前回より薄い染まり具合だけれど、満足。何より髪がさらさらツヤツヤ。置き時間が少ない分、干し草っぽい匂いも少なく、花のよい香り。現在1週間目でまだつややかです。梅雨のボリュームアップな影響も少なく快適。

    ヘナ染めは言われているほど大変なことでもないです。やってみることがなによりです。

    祝・初どくだみワイン完成

    春の野草ブームであれこれ試した中で、ドクダミのすてきさに気づけたのは本当にすばらしい出会いだった。ドクダミの青汁、どくだみ茶、ドクダミエキスがとくに気に入ったが、今日、待ちに待っていたものが完成した。それは、どくだみワイン!

    どくだみ茶でどくだみにすっかり恋した私は、あれこれ情報を集める中で『ドクダミ発酵酒』なるものに行き着いた。どくだみワインとも呼ばれ、イースト菌とハチミツで発酵させるお酒で、なんでも「りんご酒のような味とかぐわしい香りで、誰もドクダミとは思わない」とのこと。「重度の要介護者がぴんぴん動き出した」というのも面白い。信頼を寄せている雑誌、現代農業に紹介されたものならば、やってみない理由はない!

    大きなザルに何杯分だっただろうか。とにかく驚くほど沢山のどくだみを青汁にして大発見だったのは、どくだみ青汁の可憐な香りと味!発酵する前からすでにりんご果汁のようなのだ。青汁にしてさらしで漉すと、どくだみ特有の生臭さ(私はこれにももはや愛着があるが)はどこへやら、フルーティーで透き通ったピンク色の液体が出来上がる。飲めば、これだけで腹の底からときめきがわいてくる。5月の数日間、せっせと朝5時に起き、犬とともに朝露に濡れるどくだみ刈りに出かけウキウキしながら青汁機でどんどん搾る日々を過ごした。どくだみ液を沢山搾るコツとして一晩水に浸してしっかり潤わせる方法もしてみた。搾りかすは玄米焼酎につけ込んだ。

    ピンク色のしぼり汁に、「その5分の1から6分の1のハチミツを加えよく混ぜる。」ハチミツが足りなかったのであるだけ入れてまたいつか足せばいいと考えた。ここで、現代農業のレシピでは、「表面にイースト菌をふりかけ(適量)布でフタをする」とのこと。えひめI2用のイーストが少しだけあったが、あまりイーストには頼りたくないと考えたとき、玄米乳酸菌があるよ!と思いつき入れた。イーストはほんの少し入れたと思う。(記憶があいまい)あとは待つだけ。2〜3ヶ月で出来上がり。(のちにいくらか加えたが量は不明。ミード作りではハチミツ1:水1〜2。市販されているどくだみワインハどくだみ8割、ハチミツ2割などで、あまりハチミツの量に重きを置かなかった。)

    そして今月が2ヶ月目。いまレシピを振り返ってみると、「布でふたをして」というポイントを忘れていた。毎日ビンのフタは開けていたのでよしとしたい。さて、漉してビンに移し替え、麗しのどくだみワイン完成!

     おちょこで飲んでみると、青汁のころと確かに違い、ボディを感じる。名前のとおりワインに風味が似ており、あとからりんごかベリーかというハッとする香りが立ちのぼる。30cc強は飲んだだろうか、すぐにポワーンとしてきて、そわそわと落ち着かないというか活気が出てくる。アルコール度数がどれだけあるのか深く考えず飲んだのでこれは大変と調べてみると、市販品は8〜9%のアルコール度数だという。特別なシチュエーション以外のお酒を止めた私には、かなり効く。どうやって摂取していこうかしら。


    余談だが、移し替えた栓付きビンでときめいたことをメモ。栓をするための金具の繊細さ。ボトルにセットされる金具の先端部分を見て欲しい。小さいプラスティックのキャップ付き!元々何のビンだったか忘れてしまったのだけれど、いい仕事してます!

    どくだみハッピーアワーを開催したくなる、立派なワインが出来上がった。ドクダミということを知らせないで、誰かに飲んでもらいたい一品。これで元気になれるなんて、夢みたい。来年はもっと仕込んでふるまえたらと思う。