右側に比べて、左側の股関節が硬いのは高校生のころ初めて意識して以来同じで自覚があった。ただ努力不足というか、何をしてよいかわからず改善に至らずにいた。足首も同じく左が劣っていると思いきや、状況は変わっていた。
自力整体の本の、からだのゆがみのセルフチェックで、足を伸ばして床に座り、足首を内側•外側に倒してその倒れ具合をチェックするものがある。試してみたところ、予想に反して左の方が柔軟で、右側は内側に倒れにくいことがわかった。
これには思い当たることがあった。2年前のヴィパッサナ瞑想修行時に、左足首を下にして座っていたため、10日後には左足首がねんざしたような痛みが残り、半年くらい痛かったような記憶がある。どうやらそのときに開発されたらしい。こんな差がうまれていたとは。
その後意識していると、しゃがんだときに、左足首はすなおに折れているが、右足首は少し浮いたようになっていた。中学以来、外反母趾が右の方が痛かったため、かばうようにしていたことも原因のようである。
いまは、眠る前などに、片側の親指にもう一方の親指を引っ掛け、下方に引っ張り、親指が床までつくようにストレッチしている。左は楽に着く。1ヶ月して右は徐々につき始めた。しかしサポートなしの自力となると、まだはるか向こうである。足首より股関節の方が手強く、精神的なストッパーがかかっているらしい。
蓮華座を組むのが、徐々に夢ではなくなってきた。いまはバーンと足が衝撃で広がってしまっていた昔よりは、組んでいられる。しかしバランスが悪く、左膝が上がって、ひどく傾いている状態。蓮華座を組んで、左脚を両手で体重をかけて下に押してやる。同時に右の足首の柔軟性も問われる。手応えあり。膝を抱えて赤ん坊のように揺すってやるハンギングアベイビーも効果あり。腰を立てたまま、抱えられるようになるのがポイント。最初は足が上げたいがために腰が曲がっていた。いま、右足首は少々ねんざチックな痛みあり。けれど峠を越えるアハ体験済みのおばさんになったわたしは、希望を胸に抱えて今日も足をひねる。
ということで、現在、右足首と左股関節を開発中。
こんなこと、学校では教えてくれなかったなぁ。
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